【HND vs NRT】10年後、成田空港が遠くなる??
JR東日本が『羽田空港アクセス線を2029年に開業へ向けた準備に着手』と発表がありました。
この羽田空港アクセス線が開業すると、羽田空港ー東京間を『18分』で移動できるようになるようです。(近くなりますね~)
既に、『成田空港=遠い』というイメージが完全に定着していますが、2029年以降、都心の2大首都圏空港(羽田・成田)にはこれまで以上に大きな差が生じる事になりそうです。
- 現在の両空港へのアクセス方法と所要時間について
- (少し脱線)それよりも、成田空港へのアクセスってバスが便利じゃね?
- (参考)他の空港はどうなの?
- 2029年に羽田空港アクセス線が開業すると成田空港は選ばれる?
- まとめ
現在の両空港へのアクセス方法と所要時間について
羽田空港アクセス線の開業は2029年と10年後なので、少し先の話になりそうです。
とは言っても18分で羽田空港から都心にアクセス出来ると想像したら、結構ワクワクしませんか?
ただ、もしかしたら、空港から18分で都心にアクセス出来る事が、どれだけ凄い事なのか想像出来ない方もいらっしゃると思います。
きっと読んで頂ければ、18分の凄さが分かって頂けると思うので、是非読んでみて下さい。
まずは、2019年現在、羽田空港・成田空港へのアクセスがどれだけ時間が掛かるのか?を比較し、また他の空港はどうなのか?を以下にて纏めてみたいと思います。
*今回の比較では、12:00東京駅発の所要時間で比較しますので、あくまでも参考程度にして頂ければ幸いです。
東京駅から羽田空港へのアクセス方法と所要時間(2019年現在)
- JR+モノレール
- JR+京急
あまり意識した事なかったですが、モノレールの方が10分以上も差があるんですね。
これまで、何も考えず京急を使う事が多かったので、モノレールの速さにビックリしました(笑)
ただし、京急利用時は、品川で7分の電車待ちの時間がありますので、実際は両者とも所要時間は約30分というイメージでしょうか?
東京駅から成田空港へのアクセス方法と所要時間(2019年現在)
さぁ、成田空港も見ていきましょう!
- JR(成田エクスプレス)
- 1,000円バス
スカイライナー利用時は、日暮里で28分の電車待ちがありますので、いずれのアクセスも約60分とイメージできそうですね。
(少し脱線)それよりも、成田空港へのアクセスってバスが便利じゃね?
成田空港へのアクセス方法を調べて初めて気づいた!
意外と、1,000円バスが「早くて安く」成田空港に行ける事に、調べてみて初めて知りました。
しかも、東京駅から10分間隔で運行している時間帯も多く、1000円バス結構便利なんじゃね?って思いました。
しかも電車と違い、、、
- スーツケースの様な大きな荷物はトランクに積んでくれる
- 絶対座れる
- 乗り換えが絶対無い
結構魅力的な移動手段ですよね?
これまでリムジンバスなら3,000円程度必要で、『バス=高い』というイメージでした。
けど、1,000円で行けるのであれば、価格面の課題もクリアしてますね。
うん、今度成田空港に行く事があればバスもトライしてみようと思いました。
(少し成田空港の心の距離が近くなった気がします。)
話を本題に戻すと…
羽田空港=30分
成田空港=60分
と、所要時間においては、羽田空港の圧勝のです。
(参考)他の空港はどうなの?
日本の首都圏空港への所要時間は、だいたいお分かり頂けたところで、視点をもう少し大きくして見てみたいと思います。
以下の表は、筆者が各空港から都市部への移動に関する所要時間をさくっとまとめたものになります。
福岡空港の博多駅まで6分がダントツ近いですが、どこの空港も30分以上掛かるのが当たり前のようですね。
逆に言うと、成田空港も含めて1時間が限度かもしれませんね。
2029年に羽田空港アクセス線が開業すると成田空港は選ばれる?
国際空港になると滑走路が3,000m以上ある為、広い敷地が必要になる事から、都市部から離れた郊外に建設される事が多い為、どの空港もアクセスが課題になる事が多いです。
よって、旅行客のような空港利用者にとっては、「空港=遠い」というイメージがあるのではないかと思います。
東京の様に、首都圏に羽田空港と成田空港の2つ空港がある場合、、、
恐らく、アクセスしやすい空港を選ぶ方が多いのではないしょうか?
数年前までは、
- 国際線=成田空港
- 国内線=羽田空港
という棲み分けが機能していたので、成田空港の遠さも当たり前と感じていましたが、
近年、羽田空港にも国際線が就航するようになり、
加えて、2020年には、羽田空港国際線の発着枠が増える事により、
今まで以上に羽田空港から海外に行きやすくなります。
おまけに、羽田空港アクセスが開業すれば、、、
まとめ
『羽田空港vs成田空港』のレースが羽田空港の独壇場になりそうですね。
成田空港を運営している成田国際空港株式会社も一応企業ですので、利用客が減ることは避けたいと考えているはずです。
航空会社だけでなく、空港会社も楽してビジネスが出来る時代ではないですね。
成田空港がこれからどのように、お客様へ『成田空港を選ぶ理由』を提供できるか?
これからも、注目して見ていきます。
最後まで読んで頂いてありがとうございました!
Have a nice weekend!!